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ニナちゃん


飼い主さんがいないところに、突然来た知らない人。

お打ち合わせで一度会ってはいますが、ニナちゃんの心の中は、

きっと不安な気持ちでいっぱいだったと思います。

「ニナちゃん、こんにちは~。大丈夫だよ~。」と、

声を掛けながらお世話を進めました。

 

ご飯を見せながら「ニナちゃん、ご飯食べよう!」と伝え、器を所定の位置へ。

私が器から離れると、そーっと近づいて食べ始めました。

食後は私のいる場所から少し離れた床の上か、隠れ場所のイスの下にいて、

こちらの様子を伺っています。

緊張感が漂いますが、同じ空間にいるのは大丈夫なようで、

リビングから他の部屋へ逃げて行ったり、隠れてしまうことはありませんでした。

お世話二日目、三日目には、私が側にいてもご飯を食べ、お水も飲み、

手を差し出すと匂いを嗅いでくれたり…。

話しかけると、か細い声で「みゃう。」とお返事もしてくれて、

徐々に距離が縮まっていくのが感じられて嬉しかったです。

 

私とは適度な距離(物理的にも気持ち的にも)を保ちながら、

マイペースにリラックスしてお留守番が出来た様子のニナちゃん。

機会があったら、次はスキンシップが出来るくらい仲良くなりたいです💛